第9章:各国のサバイバルワード

世界を旅する言葉のパスポート

現地の言葉をすべて話す必要はありません。
すべてを語る「たった一つの言葉」があればいいのです。

それは共通の鍵。
現地のチートコード。
困ったときの笑顔や命綱のような一言。

これが、あなたのグローバル・サバイバル・キットです:

サバイバルワード理由・使い方
日本だいじょうぶ? / だいじょうぶ!コーヒーをこぼした時から心の悩みまで、万能な一言。
フランスÇa va? / Ça va.質問にも答えにもなる、フレンチ流の効率。
マレーシアMakan?「食べた?」=「気にかけているよ」。9割の会話にアクセス可能。
韓国좋아해요? (チョアヘヨ?)「好きですか?」は「大丈夫?」から「友達になろう」まで幅広く使える。
カナダExcuse me部屋に入る時、存在を謝る時、ムースと遭遇した時まで対応。
フィリピンPo「はい-po」「いいえ-po」で尊敬を加える魔法の語尾。
イギリスCheers乾杯だけでなく、ありがとう・さようなら・たぶん、まで万能。
タイSabai心地よさ、平和、健康、笑顔の背景にある言葉。
ドイツGenau「その通り」。官僚的な場面でも自信を持ってうなずける。
ハワイAloha挨拶、祈り、謝罪すべてに使える。ただし偽物はNG。
スペインVale「オッケー」。リズムよく言えば99%のやりとりに対応。
シンガポールCan / No can lah「Can」=OK、「No can lah」=やめとこう。終わらせ方も明確。
イタリアBoh.「知らん!」という最もイタリアらしい一言。自由に使おう。

まとめ:

これらは文法的に正しい文ではありません。
それぞれが心のスタンプなのです。

1ヶ国に1単語、
実際に使われているその一言を覚えましょう。

最終的に人の心を動かすのは、文法の正確さではなく、
あなたのトーンと笑顔、そしてサバイバルワードなのです。


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